
2013年
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2013/12/9(月)
10年経験者研修会 第3回報告
平成25年11月16日(土)14:00〜16:00安保ホール、10年経験者研修会の第三回目を開催しました。講師には、夏季オリンピック2回(ソウル、バルセロナ)、冬季オリンピック1回(長野)出場の唯一の男子選手であり、男子100m競走の元日本記録保持者で、現在は中京大学陸上競技部短距離コーチを務める青戸慎司先生をお招きし、「子どもの運動能力について」と題した研修を、85名の参加で行いました。自身のオリンピックでの経験を交えながら、子どもの運動能力についてお話して頂きました。また、自身の経験と栄養に関する理論を交えながらのダイエットについての話しもあり、とても興味深く学びました。
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2013/11/10(日)
環境教育特別委員会の実施する環境教育研修会について
環境教育特別委員会は、未来に生きる子どもたちのために、人間と自然・社会の関係性のあり方に視座を定めて、幼児教育における環境教育のあり方を研究・研修していくという使命を持った委員会です。当委員会は環境問題と、幼児期の環境教育について以下のように考えています。
1 環境問題とは
“宇宙船地球号(Spaceship Earth)”とは、地球上の資源の有限性や、資源の適切な使用について語るため、地球を閉じた宇宙船にたとえた、バックミンスター・フラーが提唱した概念・世界観です。さらに詳しく言うと、この“宇宙船地球号”は「地圏」、「大気圏」、「水圏」、「生物圏」という4つの大きな要素のバランスによって成り立って来ました。
しかしながら「生物圏」の種のひとつに過ぎなかったヒトが、約1万年前に農業を発明し、約200年前に近代工業化へ歩みだし、他種を席巻して拡大したことにより、その船のバランスが年を追うごとに大きく崩れ続け、その浮沈に関わる問題となっています。よって今は“宇宙船地球号”を語るとき、従来の「地圏」、「大気圏」、「水圏」、「生物圏」に加えて、生物多様性の枠からはみ出したヒトを、5つ目の要素、「人間圏」としてどう位置づけていけばよいのかということが環境問題であるといえるでしょう。環境問題とはヒトという種のあり方を問うことと同一です。
2 幼児期の環境教育とは
こうした「人間圏」の営みがもたらす側面には、同時的に「地圏」、「大気圏」、「水圏」、「生物圏」へのダメージと、その利権を巡る社会的・国際的な問題が存在します。今のまま、ヒト同士が競い合う経済・社会構造を改めずに「人間圏」が拡大し続ければ、近い将来、“宇宙船地球号”のバランスが崩壊して沈没するのを想像するに難くありません。
その意味において、環境教育とは「人間圏」の営みがもたらす豊かさの質を、「地圏」、「大気圏」、「水圏」、「生物圏」との持続可能性という視点で問い直し、再発見していくための教育であると位置づけることができます。
とりわけ幼児教育にあっては、幼稚園の生活や遊びのなかに、豊富な自然体験を充実させることが求められます。ヒトと「地圏」、「大気圏」、「水圏」、「生物圏」とのあるべき関係性を、命を慈しむ感性の領域で獲得していくことが大変重要です。そしてそれは将来学ぶべき知識の深化を、よりよく補完するための基礎を形成することにもなります。
環境教育特別委員会研修会について
そこで環境教育特別委員会では、上記の認識に基づき、今年度も、「環境教育研修会A(幼児教育における自然体験教育実践篇)」と、「環境教育研修会B(多様な視点からヒトと自然・社会の関係性を考える教養篇)」という2種類の研修会を、それぞれ3回ずつ、計6回開催する予定いたします。
「環境教育研修会A(幼児教育における自然体験教育実践篇)」においては、自然体験の実技研修と、実際の幼稚園での公開保育を中心にした研修により、保育技術の向上を目指します。
「環境教育研修会B(多様な視点からヒトと自然・社会の関係性を考える教養篇)」においては、現代の持続不可能な豊かさの価値観を超えて、幼児の生きる未来を見通した、持続可能な豊かさの価値観を探求する多様な思考力の向上を目指します。
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2013/11/10(日)
環境教育研修会A・Bが行なわれました
環境教育研修会A(自然体験教育)が以下のように実施されました。この環境教育研修会を受講した教員には認定証が発行されました。
1 テーマ
「保育者自身の感性を開きなおしてみよう」
2 開催の主旨
幼児教育における環境教育は、幼児にふさわしい生活や遊びのなかで、五感を使った自然体験を充実させ、人と自然の関係を感性の領域でとして育むことが大切です。そこでこの「環境教育研修会A(自然体験教育)」においては、保育者の自然体験による研修と、公開保育による研修会を行い、保育現場で実践できる環境教育を学びました。
3 内 容
詳細については、以下のPDFをご覧ください。
環境教育研修会B(今日的課題)が以下のように行なわれました。
1 開催の主旨
高度成長による物の豊かさの裏側には、常に資源の枯渇と、その利権を巡る競争と、自然へのダメージが引き換えとして存在します。未だに収束しない福島第1原発事故はその象徴であり、最悪の環境破壊をもたらしました。その結果、内部被曝という直接的な幼児への影響にも、長期にわたって留意していかざるを得なくなりました。こうした今、あらためて環境教育とは心の豊かさの再発見であり、命を慈しむ教育であると認識を新たにする必要を感じます。この研修会では、子どもの命を第一とする教育者としての今後のあり方を、様々な分野から考え、広範な思考を学ぶきっかけとして位置づけ実施しました。
2 研修内容
第1回 テーマ 「新作『内部被曝を生き抜く』鑑賞会と鎌仲監督トークイベント」
第2回 テーマ 「東日本大震災後の幼児教育 〜福島第1原発事故をどうとらえるか〜」
詳細については、以下のPDFをご覧ください。
環境教育研修会B(今日的課題)(pdf版) 226KB
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2013/11/10(日)
全日本私立幼稚園連合会設置者・園長全国研修大会
平成二十五年十月二十一日(月)・二十二日(火)第二十九回全日本私立幼稚園連合会設置者・園長全国研修大会が旭川市・旭川グランドホテルで開かれ六百名近くの設置者・園長が参加して「明日にむけて私立幼稚園の振興を考える」というテーマで開催されました。
旭山動物園園長・獣医師の坂東元氏による記念講演に続き「子ども・子育て支援新制度」について文科省初中等教育局幼児教育課課長の蝦名喜之氏より行政報告がなされた。主な内容は認定こども園、幼稚園、保育所を通じた共通の給付「施設型給付」及び小規模保育等への給付「地域型保育給付」の創設であり今後の喫緊の重要な問題になることが示された。
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2013/10/10(木)
特別支援教育研修会 全3回を無事終了しました
第1回、第2回は、専門講師の方から、特別支援を必要とする幼児に対しての理解や対応の仕方など事例を交え、お話を聞きました。第3回は、栄和幼稚園が会場となり、園での具体的な取り組みを聞いたり、保育環境など実際に目で見て、特別支援教育に対する学びを深めました。
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日時 |
会場 |
内容 |
俯瞰図 番号 |
第 1 回
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6月11日 (火)
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名古屋ダイヤビル
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気になる幼児の困り感の理解
愛知文教女子短期大学
高尾 淳子 准教授
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D3-1
D4
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第 2 回
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6月24日 (月)
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名古屋ダイヤビル
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気になる幼児への対応
中部大学
鈴木 郁子 准教授
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D3-2
E5-2
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第 3 回
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8月29日 (木)
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栄和幼稚園
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保育現場における具体的な取り組みの事例
中部大学 鈴木 郁子 准教授
栄和幼稚園 松本 正子 園長
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D3-3
F2-2
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2013/10/10(木)
平成25年度 新規採用教員研修会のご報告
平成25年度 第1回 新規採用教員研修会
- 日時 平成25年5月18日(土) 13:40〜16:30
- 場所 尾張地区:名古屋国際会議場
西三河・東三河地区:岡崎商工会議所
- 内容 講義:「幼稚園教育の基礎」
- 人数 尾張地区 160名、三河地区 124名
講義では、学生時代とは違う社会人1年生としての意識の持ち方を学び、受講生は働くことの責任の重さを実感として感じ取り、真剣に耳を傾けていました。
ミニシンポジウムでは、1年及び2年先輩の先生方から現場の経験談を聞き、職場での人間関係作りや幼児から教えられることなど、貴重な話を聞くことができました。
平成25年度 第2回 新規採用教員研修会
- 日時 平成25年6月15日(土) 13:50〜16:30
- 場所 尾張地区:ウィルあいち
西三河地区:岡崎産業人材センター
東三河地区:豊橋市青少年センター
- 内容 講義:「保育の楽しさ・難しさー現場の体験を伝えるー」
尾張地区は7組、西三河地区は4組、東三河地区は2組に分かれ、各組12名〜27名で担当学年ごとに分かれて講義を受けました。
今回は各教室で講師の先生方から「保育の楽しさや難しさ」をテーマに、経験談を聞き、1年目の不安な気持ちを前向きな気持ちに向けることができるよう、幼稚園教諭としての心情や態度を学びました。
平成25年度 第3回 新規採用教員研修会
- 日時 平成25年8月8日(水) 13:30〜16:30
- 場所 名古屋市教育センター 講堂
- 内容 講話:「フレッシュマンに贈ることば」
講師 名古屋短期大学名誉教授 小西 由利子氏
講義:「人権教育」
鼎談:「コミュニケーション〜保護者や職場の人間関係〜」
新規採用教員全員が集まって、第3回目の研修会が行われました。
講話では、講師の先生の新任時代の話を聞いたり、学生と社会人の違いを知ったりして、保育者としての責任の重さを感じ取ったようです。強い心と優しい思い、そして学ぶ意欲と未来にむける夢と希望を持つことの大切さを知る講話となりました。
講義は、人権問題という難しいテーマに対して、講師の先生が分かりやすく話され、学生時代に勉強したことの再確認ができたようです。
鼎談では、3名の講師の先生方から保護者対応に向けての具体的な取り組みの話や職場の人間関係に関する体験談を聞くことができ、自園での取り組みのヒントとなったようです。
平成25年度 第4・5・6・7回 新規採用教員 宿泊研修
- 日時 平成25年8月21日(水)〜24日(土)
- 場所 愛知県旭高原少年自然の家
「愛知県旭高原少年自然の家」で3泊4日の宿泊研修が行われました。
山の上のクーラーが無い施設で、とても暑い時期の研修でしたが、無事に全課程を終了しました。
研修内容は実技を中心に行われました。
チューターの先生の優しく適切な指導を受け、保育に対する思いや情報を感じることができ、今後の具体的モデル像ができたようです。
平成25年度 第8回 新規採用教員研修会
- 日時 平成25年9月21日(土) 13:50〜16:30
- 場所 尾張地区:ウィルあいち
西三河地区:愛知県青年の家
東三河地区:豊橋市青少年センター
- 内容 演習:「絵本・紙芝居・語り聞かせ(巣話)」
今回は第2回目の研修会と同様に、尾張地区、西三河地区、東三河地区の3会場の各組に分かれて、絵本・紙芝居・語り聞かせ(巣話)について演習を行いました。
絵本・紙芝居・語り聞かせ(巣話)の特徴と教育的意義と実践方法を知り、保育に生かすことができる演習となりました。
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2013/10/10(木)
10年経験者研修会 第2回報告
平成25年9月7日(土)14:00〜16:00名古屋ガーデンパレスにて、10年経験者研修会の第二回目を開催しました。講師には、『保育と絵本』や『保育とおもちゃ』の著者で、学校法人泉新学園城山台幼稚園元副園長、現在、輝きの森学園城山台幼稚園バンビーノ保育園教育顧問の瀧薫先生をお招きし、「子どもの瞳が輝くとき 発達の道すじ(指針・要領)にそった絵本の選び方」と題した研修を、83名の参加で行いました。幼児教育における絵本の役割を、五領域にそった選び方、子どもたちの興味を広げるために、思考が深まるために、昔話絵本について等様々な視点から学びました。
案内は4月に各園に送付済みで、今年度はもう締め切りは過ぎてしまっていますが、来年度以降も実施予定なので、ぜひ参加していただき、自己の保育力向上に役立てて頂けたらと思います。
3回目の日程は以下の通りです。
- 平成25年11月16日(土)14時〜16時
- 名古屋ガーデンパレス
※既に第1・2回目は終了していますので、3回受講できないので補助対象となりません。また、参加費は3回分ですので、1回分でも変わりません。それでも、もしご希望がありましたら、連盟事務局までお問い合わせください。
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2013/9/2(月)
10年経験者研修会 第1回報告
- 平成25年6月22日(土)14時〜16時
- 名古屋ガーデンパレス3階 葵
- 講義:「絵本と私」
- 講師:絵本作家 筒井頼子先生
平成25年6月22日(土)14:00〜16:00名古屋ガーデンパレスにて、10年経験者研修会の第一回目を開催しました。講師には、絵本『はじめてのおつかい』の作家である筒井頼子先生をお招きし、「絵本と私」と題した研修を、85名の参加で行いました。普段はあまり聞けない絵本作家の先生の話を聞き、様々なことを学びました。
案内は4月に各園に送付済みで、今年度はもう締め切りは過ぎてしまっていますが、来年度以降も実施予定なので、ぜひ参加していただき、自己の保育力向上に役立てて頂けたらと思います。
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2013/9/2(月)
免許状更新講習がすべて終了しました
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講習 会名 |
開催日・時間 |
場所 |
講師 |
必修 |
講習1 |
平成25年8月5日(月) 9:30〜16:30 |
名古屋ガーデンパレス 3階「明倫」 |
矢藤誠慈郎先生(岡崎女子大学教授)
齋藤善郎先生(林丘幼稚園理事長)
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必修 |
平成25年8月7日(水) 9:30〜16:30 |
名古屋ガーデンパレス 3階「明倫」 |
山口雅史先生(椙山女学園大学教授)
齋藤善郎先生(林丘幼稚園理事長) |
選択 |
講習2 |
平成25年8月6日(火) 9:30〜16:30 |
名古屋国際会議場 レセプションホール |
井中あけみ先生
(豊橋創造大学短期大学部教授) |
選択 |
講習3 |
平成25年8月8日(木) 9:30〜16:30 |
名古屋国際会議場 レセプションホール |
川瀬正裕先生(金学院大学教授) |
選択 |
講習4 |
平成25年8月9日(金) 9:30〜16:30 |
名古屋国際会議場 レセプションホール |
花井忠征先生(中部大学教授) |
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2013/8/6(火)
2年目教員研修会 全3回を無事終了しました
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日時 |
会場 |
講師・内容 |
俯瞰図 番号 |
第 1 回
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6月8日 (土)
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東別院会館
東別院ホール
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豊かな表現を求めて
?造形活動をとおして繋げ、広げ、深める?
講師:椙山女学園大学教授
磯部 錦司先生
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E4-1
E6-1
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第 2 回
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6月22日 (土)
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東別院会館
東別院ホール
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子どもたちが楽しく歌うこと、その方法を学び合う
講師:いとう幼稚園副園長
伊藤 高子先生
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A3-2
E1-1
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第 3 回
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7月13日 (土)
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東別院会館
東別院ホール
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実践に即した遊び:運動好きな子どもに育てよう
講師:岡崎女子短期大学教授
鳥居 恵治先生
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E1-2
E5-1
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2年目教員研修会 全3回を無事終了しました。
募集定員を上回るたくさんの方にご参加いただきました。今年度も昨年に引き続き、絵を描く、歌う、体を動かすことの楽しさを伝えるための援助について、実技を通して学び合いました。ぜひ研修で学んだことを日々の保育に活かしていってください。
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2013/8/6(火)
幼稚園教育要領グループ研修会 全3回を無事終了しました
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日時 |
会場 |
講師・内容 |
俯瞰図 番号 |
第 1 回
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6月5日 (水)
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名古屋 ダイヤビル
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教育課程と指導計画
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E2-2
E2-3
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第 2 回
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6月19日 (水)
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名古屋 ダイヤビル
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発達のみちすじを考える
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C3-2
D1-2
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第 3 回
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7月10日 (水)
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名古屋 ダイヤビル
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保育内容を考える
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B1-2
E1-2
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講師は、3回とも椙山女学園大学非常勤講師 齋藤善郎先生。
幼稚園教育要領グループ研修会 全3回を無事終了しました。
テーマについて話題提供がなされた後、「子どもの姿の振り返り方」「指導計画」「行事」について、グループディスカッションを行いました。自園の保育実践を振り返り、他園の実践に触れるよい機会になったことと思います。
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